tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2011年9月21日水曜日

レポート:【001_tanaprojectワークショップ 2011年9月17日(土)@石巻】

第1回のtanaワークショップ終了しました!

【001_tanaprojectワークショップ】2011年9月17日(土)@石巻
つくったtana 約35個  
つくったひと 約25名  

先週の土曜日、9月17日に、現地で活躍されているオン・ザ・ロードさんが支援活動をしている仮設住宅の集会所でのお茶会内のプログラムとして、13時半から約3時間、第1回目のtanaワークショップを行いました。
参加してくださった方は20名をこえて、30個以上のtanaをつくりました。
今回現地で開催できることとなったご協力いただいているウィルライフ株式会社の増田社長や、トライウォール・ジャパン株式会社の方、今野梱包株式会社の今野社長も参加してくださいました!

お昼ごはんを食べ終わった子どもがやってきて・・・

まずは組み立て!


だんだん人が増えてきました!
そしてデザインがはじまります!
今回大人気だったカモ井加工紙さんのmt(マスキングテープ)!
iPhoneで星座を調べてそれをtanaに描いてました!いいアイデア!

持ち手のひもの布を選ぶおかあさん
hhstyle.comさんにご提供いただいたパントンチェアにすわれたので、
腰の弱いおばあちゃんも参加できました!

 
子どもにもつかいやすい布と綿でスタンプをつくりました!
持ち手のひもの布をみんなで選ぶおかあさんたち



ぺたぺた手がた!!
おとうさんかなりデザインセンスありです。

この女の子はとてもセンスがよくて、すてきなtanaをいくつもつくっていました。
人がいっぱい!tanaまみれ!

色とりどりのtanaがならびます
tana入り息子

そして、
最後にみんなでtanaと一緒に記念撮影!
おばちゃんたちが誰よりも先に並んで、満面の笑みでピースしてました!

みなさんつくっている間、ずっと笑顔がたえず、
「小学生ぶりに工作したの!」というおばちゃんや
「芸術魂を思い出した」というおばあちゃん
「こういうの大好き!」と言ってくれた女の子
「孫のためにつくるんだよ」というおじいちゃん
みんないろんな思いでつくっていました。


また、
「いまちょうど収納がほしかったのよ」
といって、ちゃんと収納としてもよろこんでくれている方もいらっしゃいました!

ボランティアしはじめてから5ヶ月
おもいつきから4ヶ月
企画書かいてから3ヶ月
いろんな人とつながりはじめてから2ヶ月
練習ワークショップしてから1ヶ月

ついにほんとに現地にtanaを届けて、みんなでつくって、それを仮設住宅で使ってもらえることになりました。

ご協力くださった皆さま
応援してくださった皆さま
本当にありがとうございます!

今後は石巻で数回活動し、じょじょにいろんな場所へ展開していき、
「このtanaほしいな」「つくりたいな」
と思っていただいた場所へ、できるだけ多くお届けし、一緒につくれるようにがんばりたいと思います!



たくさんの笑顔をみて、たくさんの元気を逆にいただきました。
この”元気”と”笑顔”を次のtanaワークショップを開催する場所へお届けしたいと思います!


おまけ:

tanaといっしょに井戸端会議。
さっきの写真の女の子はこんなすてきなアートをのこしてくれました!

次回は 10月1,2日に、同じ石巻市で開催予定です!

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