tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2011年10月29日土曜日

【2分verの映像完成!】001_tanaprojectワークショップの映像(約2分)です!

9月17日に行われた、tanaprojectの第1回目のワークショップのようすを撮影した映像が完成しました!

※音声がでます。



わたしは何人かのかたのたなづくりに集中していたので、あんまり全体をみれていなかったのですが、いろんなところでいろんなちいさな創造力が生まれていて、全体のあのエネルギーにあふれた会場のふんいきができていたんだなぁ、と映像をみて感じました。

みなさんの笑顔と真剣なようす、ものづくりのエネルギーが少しでも伝わればうれしいです。

約3時間の撮影から、編集までしてくださった、【かすや舞台記録】の粕谷晃司さん、どうもありがとうございました!
映像編集とっても楽しかったです!

2011年10月27日木曜日

【ご協賛】A-net・FINALHOME/津村耕佑さま:布・リボンなどたくさんご提供いただきました!

tanaprojectにまたも支援のご協力をいただくことができました!
今回は布・リボンなどの支援です。
布はちょくせつ側面に貼ったり、持ち手として三つ編みにしたりできるので、毎回のワークショップでとても人気があります。
また、リボンもふちに貼ることができて用途も様々。

いつもたくさん使う布を毎回買うのではとても大変。
そこで、ライフアンドシェルター社/震災リゲインの相澤さんにいつもの通り、「誰か布をたくさん支援してくださる方知りませんか?」とお願いしたところ、なんと【A-net Inc.FINAL HOME】の津村耕佑さんに連絡をとっていただくことができ、布をたくさんご支援いただきました!

ご支援をお願いします!というお打ち合わせをする予定だったのですが、その前になんと直接送っていただきました!
段ボール2箱+紙袋1袋。

無地の布やリボン、レース等を送っていただきました。
人気のあるフェルトも含まれており、tanaをかざりつける材料に幅が増えたことで、よりつくる人が自分の好きなように工夫できるようになりました。



まだお会いしていない見ず知らずのプロジェクトにご支援いただきありがとうございます!

FINALHOMEは学生の頃に使っていたコートがFINALHOMEで、気に入って使い倒したコート他、カーディガン等ももっているブランドなので、津村さんに直接ご支援いただくことができ、とってもうれしいです。

そのうち直接お会いして御礼させていただきたいと思います!
ありがとうございます!

2011年10月22日土曜日

レポート:【おらほの復興市に参加してきました! 2011年10月16日(日)@石巻】

先週、残念ながら急遽ワークショップの参加ができなくなった、
おらほの復興市〜石巻・女川・東松島〜
に、行ってきました。

ワークショップでの参加ができなくなったことを知った友人が、急遽誘ってくれました。
友人は4-7月に参加していたボランティア団体で知り合い、彼はその時のつながりから、今回の復興市に”バルーンアートチーム”として参加することになっていました。
バルーンアートは"犬"しかつくれないのですが、土日に石巻へ行くつもりで準備もしていたので、
参加させてもらうことにしました。

復興市に行けることが決まったので、準備していた第1回目のワークショップの時に撮影した写真を、【HIGHTIDE】さんからご支援いただいたアルバムにつめ、石巻へ運びました!
16日のワークショップでたくさん使う予定でしたmtがワークショップがなくなって使えなくなってしまったので、アルバムの内表紙に花を添えるかざりつけに使わせていただきました!

バルーンアートチームの横では、一緒に開催する予定だったオンザロードさんのチームもいらっしゃって、
第1回目のワークショップで窓口になっていただいたスタッフの方にアルバムをお渡ししました!
スタッフの方に託して、参加された方に配っていただく予定です。
お渡ししたときの様子も後日写真で送っていただけるとのことで、とても楽しみです!

となりではオンザロードさんが、このtanaprojectにご協力くださっている今野梱包さんからいただいた段ボール製のゴム鉄砲をつくるブースをひらいていました!

バルーンアートチームも大盛況でした!
つくってあげて渡すだけではなくて、子どもたちと一緒につくることができました。

16日のtanaのワークショップに参加してくれる予定だった後輩の山田くんも急遽バルーンアートチームに参加してくれて、子どもと一緒にバルーンをつくってくれました。
ありがとう!

大きなお祭りのような復興市と聞いていたので、避難所で一緒に遊んでいた子どもたちと再会できるかな?と思っていたら、やはり再会できました!
子ども広場があり、ゴーカートも出ていました。
手前の子は、第2回目のワークショップで再会して一緒にtanaをつくった子です。
「tanaつくったよね!」
ってかけよってきてくれました。

7月ぶりに再会する子どもも居て、一緒に子ども広場のスタンプラリーを回りました。
この子がtanaをおもいついたきっかけの子で、この子が手を引いて教室まで行ってくれなければ、中の状況を知ることはなく、きっとtanaを思いついていませんでした。
いつでもとっても元気のある子なのですが、あいかわらず元気に走り回って遊んでいました。
できれば一緒にtanaを作りたかったのですが、それはまたつぎの機会に。
tanaのワークショップはできなかったけど、なにより子どもたちの元気な姿が見れて、復興市に行けてよかったな、と思いました。

16日が急遽中止となってしまったので、間が空いてしまいますが、次回は11月上旬に行う予定です。

2011年10月12日水曜日

〔開催中止になりました〕event【tanaproject ”おらほの復興市”での開催決定!!2011年10月16日(日)@石巻総合運動公園】

※残念ながら、16日のtanaprojectのワークショップの開催中止となりました。※
※受け入れ先の諸事情により、スペースが確保できないとの理由です。※
※大変残念ですが、今後も継続して支援していくつもりです。※
※ご協力いただいておりましたみなさま、大変申し訳ありません。※


tanaproject、今回の開催はなんと復興市の中での開催です!

今回は、第1回目の開催にご協力いただきました【オン・ザ・ロード】さんに再度お声掛けしていただき、 今週末の日曜日に宮城県石巻市の石巻総合運動公園で開催される、【おらほの復興市〜石巻・女川・東松島〜】に参加させていただくことになりました!



おらほの復興市〜石巻・女川・東松島〜】内で設けられる、子ども広場のキッズコーナーとして、このtanaprojectの「たなをつくろう!ワークショップ」を開催します。

お時間ある方、土日の予定が決まっていない方ぜひ足を運んでいただき、石巻・女川・東松島の物産を楽しんではいかがでしょうか?
またボランティアで石巻・女川・東松島にこられた方もぜひ再度訪れてはいかがでしょうか?

開催時間は午前9時から午後3時まで。
当日はJR石巻駅から午前8時半、同10時、同11時半、午後1時に会場までのシャトルバスが運行されます。

webニュース↓
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2011101100920

2011年10月10日月曜日

レポート:【003_tanaprojectワークショップ 2011年10月2日(日)@石巻】

ちょっと遅くなりましたが、つづけて第3回目のワークショップのレポートをアップします!

第3回のtanaワークショップ終了しました!


【003_tanaprojectワークショップ】2011年10月2日(日)@石巻
つくったtana 36個  
つくったひと 18名  


第3回は、第2回目のワークショップに引き続き、石巻復興支援ネットワークさんにご協力いただき、石巻市開成の仮設住宅団地内の集会所で行いました。
ちなみに、石巻復興支援ネットワークさんは、石巻の仮設住宅団地で集会所を利用してさまざまなプログラムを開催されており、そのときに「収納がないのよね・・・」というお母さんたちの声を聞き、インターネットで収納を作るようなワークショップはないか検索したそうです。
そこでヒットしたのがこのtanaproject!
このブログの「お問い合わせ」のところから、ご連絡くださったとのこと!
第1回目の開催の直前にご連絡いただき、日程の調整を行い、今回の開催に至ったという経緯があります。
石巻復興支援ネットワークさんの渡部さん、ご連絡頂きありがとうございました◎

さて、第3回目は、第2回目の前日に来てくださった方が、リピーターとしてたくさん参加してくださいました!
最終的に名簿を見てみたら、参加者の約半数近くの方がリピーターでした!
本当にうれしいです!
と、同時に切実に収納が足りないことの表れでもあります。

リピーターのお母さんがたが多く、この日は子どもがゼロ。
なのでこの日は年齢層が高め!
また、お母さん方がおおく、男性はおじいちゃんがお一人で参加してくださいました!


前日に参加してくださったお母さんたちは、さっそく自分たちで進めていました。

持ち手のひもをボランティアさんとおしゃべりしながら結びます。いい笑顔!

ここでも人気のカモ井加工紙さんのmt

このお母さんのtana、とってもかわいかったです!だいじそうに抱えています。

はじまるまえに、おかあさんにパントンチェアに座りながら、仮設住宅での生活の不便なところのお話を聞かせていただきました。

第2,3回は合わせて100個近くの棚をつくることができました!
お届けできてよかったです。
今後も継続して、いろいろとかたちを変えたり、方法をブラッシュアップしながら、ワークショップを行っていきます!


<今回ご協力してくださった方々>

●石巻復興支援ネットワーク・兼子様、渡部様、他スタッフの方々
●今野梱包株式会社・今野社長、齋藤様

◎HIGHTIDEさん(文具の提供)
◎hhstyle.comさん(パントンチェア・ジュニアの提供)

○tanaスタッフ・受付:金子さん、撮影:伊藤くん、ドリル担当:宮崎くん

ほんとうにみなさまお忙しい中、ありがとうございました!
特に石巻復興支援ネットワークさん、tanaスタッフのみんなは2日間連続お疲れさまでした!

レポート:【002_tanaprojectワークショップ 2011年10月1日(土)@石巻】

ちょっと遅くなりましたが、第2回目と第3回目のワークショップのレポートをアップします!

第2回のtanaワークショップ終了しました!


【002_tanaprojectワークショップ】2011年10月1日(土)@石巻
つくったtana 63個  
つくったひと 32名  

第2,3回目は、土日に2日連続での開催です。
今回は、同じ石巻ですが、石巻復興支援ネットワークさんにご協力いただき、石巻市開成の仮設住宅団地内の集会所で行いました。

前回と異なり、部屋の大きさが3倍くらいの、とても大きな集会所でした。

前もって告知しておいていただいたおかげで、開始時刻前からたくさんの人が来場してくださり、
始まる前からみさなんtanaに興味を持っていただきました!

今回はなんと総勢32名の方に作っていただき、ワークショップも大盛り上がりでした。
前回よりもたくさんの方に作っていただいた反面、こちらのスタッフ数が少なかったため、対応がうまくいかない面もあり、参加された皆さんにちょっとご迷惑をかけてしまいました・・・。

それでもみなさん思い思いにつくってくださいました!





全部で63個作りました!
ちょっと会場は混乱気味でしたが、みなさんにたくさん作っていただけてよかったです!

実は今回うれしいことがありました。
この棚を思いついた、4月から7月までお手伝いをしていた避難所で、一緒に遊んでいた子どもたちと再会できたことです!
この集会所に車で着いたときに、集会所の外で石巻復興支援ネットワークの方と話している姿が見えて驚きました!
わたしはワークショップをとりしきっていたのでばたばたしていてあまり遊べませんでしたが、最後はtanaも一緒に作ることができたので、よかったです。
彼女に話を聞くと、避難所で一緒に遊んでいた他の子どもも近くの仮設住宅に住んでいるようで、たまに遊ぶとのこと。
他の子どもの近況も聞けて、ほんとうによかったです。
いつかはワークショップをやっていれば会えるかな?と思っていたのですが、
なんと2回目で再会できました!
目標のうちの一つが達成。

またこれからもたくさんの場所にtanaを届けたいと思います。

(パントンチェア・ジュニアのまわりを走り回って、このあとちょっと怒られた子どもたち・・・)




<今回ご協力してくださった方々>

●石巻復興支援ネットワーク・兼子様、渡部様、他スタッフの方々
●今野梱包株式会社・今野社長、齋藤様

◎HIGHTIDEさん(文具の提供)
◎hhstyle.comさん(パントンチェア・ジュニアの提供)

○tanaスタッフ・受付:金子さん、撮影:伊藤くん、ドリル担当:宮崎くん

ほんとうにみなさまお忙しい中、ありがとうございました!

2011年10月8日土曜日

【ご協賛】カモ井加工紙株式会社さま:mtをたくさんご提供いただきました!

すこし間のあいたtanaBlogです。

現在10/1(土)と10/2(日)に行われた、ワークショップの写真を整理中。
近くレポートをアップします!

さて、8/19に行われたLa Keyakiでの練習ワークショップでも、第1回目の9/17の石巻・南境でのワークショップでも人気だったのが、

カモ井加工紙株式会社さまの【mt】です。



わたしが以前購入したもののあまりを何気なく持っていったら大人気!




なれない人でもまっすぐに貼れるうえ、ちからのない子どもやおじいちゃんおばあちゃんでも簡単にちぎれるので、とてもよろこばれました。
また、tanaとも相性がよく、小口の段ボールの断面を隠したりするのにも向いていますし、バイウォールパックは特殊な段ボールなので表面が通常の段ボールよりもザラザラしていたりと、貼る面がでこぼこしていても、もともと建築用資材なので、きちんと貼れるのです。

毎回大量に消費し、10/2(日)のワークショップでは、前日に行ったワークショップでmtがなくなってしまい、急遽石巻の河南インターのイオンの雑貨屋さんでmtを追加購入するという事態になりました。

これはぜひご協力いただくしかない!と、 突撃支援お願いメールをしました!
mtのHPの「お問い合わせ」のメールアドレスから、企画書を添付し、「ご支援ご協力お願いします!」とご連絡。
数日後に「直接お話をお伺いしたい」とのお返事をいただきました。

そして、なんと


紙袋にいっぱいのmtをいただきました!!

岡山の本社から出張で東京支社に来られていた企画・営業の部署の方、お二人にお会いすることができ、直接これまでの経緯やmtの人気ぶりをご説明しました。
来週16日もワークショップが開催される予定とのお話をしたところ、
「ではすぐ必要ですね!」
と、その場で紙袋にたくさんつめていただきました!
ほんとうにありがとうございます!

カモ井加工紙株式会社さんも、東日本大震災を受け、東北の特産をプリントしたmtを販売し、その売り上げを義援金として送ったり、建築用のマスキングテープの一部を「復興支援チャリティーテープ」として、限定発売し、売り上げの一部を義援金としたりと、様々な支援活動をされたそうです。
しかし、半年経ったいまも継続して支援を続けていきたいこと、現物支援や義援金の支援ではなく、mtを使うことで「笑顔になること」をお届けしたいとのお気持ちがあったそうです。
tanaのワークショップではみなさんたくさん笑顔があふれています。
きっといただいたmtのおかげでもっと笑顔が広がると思います。

これまでのわたしの持っていたmtは無地のものだったのですが、いただいたものはいろんな柄があるので、きっと選ぶ楽しさと笑顔もいっしょにお届けできると思います!
さらには一緒に本やカタログもいただいたので、そこからいろいろデザインの発想がわくかもしれません。

今後も継続してご協力いただけるとのことで、とてもうれしいです!
突撃メールをして1回お会いしただけなのに、ここまでご協力いただけて本当に感謝です。
わたし個人としても、mtが発売された数年前から部屋に切り抜きや写真を貼るときや、手紙の封や封筒の飾り付けに使っていたファンなので、ご協賛いただけることになり、大変うれしく思っています!
お話をうかがう中で、わたしの考え、このtanaprojectの目的としているところとの共通点をたくさん感じることがありました。
ぜひ今後も継続して、一緒にいろんなところに笑顔やつくる楽しさをお届けできたらいいなと思いました!

 ほんとうに、ご協賛ありがとうございます!