tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2012年3月11日日曜日

2011年3月11日から1年

今日、3331で東日本大震災復興支援展示会「つくることが生きること」で、チャリティワークショップを開催させていただきました。
1年前、地震が起きて、そのあと1ヶ月経って初めて被災地へ行ってから、数ヶ月、なにかできることはないか、をずっと探していました。

1年が経た今日という日に、自分がゼロから思いついてはじめたプロジェクトのワークショップを開催させてもらうことができました。
ワークショップを開催して、たくさんの人に見てもらって、知ってもらって、参加してもらえて、ほんとに小さなことですが、自分ができることがほんとにちょこっとですが、なにかができたのではないかとおもいます。

それがすごく大きなシステムを変えたりすることはできなくても、すこしでも東京にいる人の心が東北に近づいたり、また東北へ行く継続した活動のいちぶになったりすることが、自分にできるせいいっぱいのことだと、今日という日にワークショップをしながらおもいました。

 tanaprojectはこれからも活動をつづけます。
東北でニーズがなくなるまで、最後のひとりが「もうだいじょうぶ」と言うまで。
そして、またおなじような震災が日本や世界のどこかで起きた時に、すぐ届けられるように、環境をよりよくできるように、しくみをつくっていきたいと思います。

これまで関わってくださった、震災リゲイン・相澤久美さん、ウィルライフ株式会社・増田進弘さん、震災リゲイン・若松海くん、建築家・安部良さんをはじめ、たくさんの方々に感謝します。
現地でたくさんのつくるパワーとおどろきと発見をくれた参加者のみなさんにも。
たくさんのありがとうを伝えたいです。

そんなことを、1年経た今日、いつも東北でやっているワークショップを東京で開催しながら、考え、おもっていました。

これからも末永いご支援と応援、どうぞよろしくお願い致します。

2012年3月11日
代表もりひろこ

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