tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2013年2月8日金曜日

レポート:【017_tanaprojectワークショップ 2013年1月19日(土)@宮城県登米市サトル・サトウアートミュージアム】

今年最初のワークショップのレポートです。
2013年1月19日に開催した、宮城県登米市での美術館でのワークショップのレポートです!

【017_tanaprojectワークショップ】2013年1月19日(土)@宮城県登米市
サトルサトウアートミュージアム
つくったtana 81個  
つくったひと 30組79名  
(つくった個数にはスタッフ講習分を含みます)

今回のワークショップは、ちいさな出会いから生まれた大きなワークショップでした。
昨年11月3-4日に開催された、宮城県仙台市の卸町”ハトの家”でのワークショップに参加して下さった親子のお母様から、終わりかけに声をかけて頂き、実現しました。

「とてもたのしかったので、ぜひ登米市でも」

ということで、お声掛け頂いた方が参加されている、”サトルサトウアートミュージアム友の会”のイベントとして実現しました。
”幾何学”のミュージアム、サトルサトウアートミュージアムは、登米市出身の造形作家・サトル・サトウ氏と、彼がパリ滞在で出会った仲間達により寄贈された幾何学構成絵画のコレクションを展示しています。

はじめての体育館での開催。
なんと参加人数は79人!
同時刻に開催するWSでは最大の参加人数でした。
スタッフの人数が21名だったので、合計なんと100名での大規模なワークショップとなりました!

 
参加者さんが多いので、スタッフもたくさん!
今回は東京組、福島・仙台組、地元(登米)組から参加です。
写真は事前のスタッフ講習の様子。

ワークショップ開始。
すこしずつお客さんが来場してきます。

スタッフのお姉さんと! 

作り方に、興味しんしん!

お母さんとも組み立てます。 

気づけばこんなにたくさんの人が! 

 こんなにちっちゃい子でもつくれます!

今回は、”幾何学”のミュージアム、サトルサトウアートミュージアムの開催ということで、10月末の中川ケミカルさんとご一緒させて頂いた福島県白河市でのワークショップで、中川ケミカルさんの余ったすでに幾何学にカットされたカッティングシートを頂いたものをみなさんにたくさん使って頂きました!

ここでも幾何学のカッティングシート! 

 お父さんとも恊働です。

こちらはアクリル絵の具!
今回はPLUSジョインテックスカンパニーさんよりご支援頂きましたアクリル絵の具も
大人気でした! 
 モールを上手につかってます。
アクリル絵の具のストライプもかわいい!

これはたのしい!

 装飾の時間になると、中央に設けた画材を置いたテーブルも大混雑!

 元気が出そうな色ですね。

 絵の具の混ざりぐあいがとってもすてき。

とっても個性的でおもしろいtanaができあがりました!

これだけの規模の会場で、同時にこれだけの参加者の方にtanaをつくって頂くのははじめてで、どうなるか心配でしたが、準備に尽力いただきましたサトルサトウアートミュージアム友の会の千葉様をはじめ、お手伝い頂いたみなさまのおかげで、無事に終了することが出来ました。

参加された方の中には、南三陸町から移り仮設住宅で生活されているかたもいらっしゃったとお聞きしました。
これを機に、少しずつ登米市のまわりで生活されている沿岸部の方にもtanaが届くといいなと思います。

今回ご協力頂きました皆様、ご参加頂いた皆様、ほんとうにどうもありがとうございました!

<今回ご協力してくださった方々>

●サトルサトウアートミュージアム友の会・千葉智恵様、中嶋美芳様、野家和夫様
●今野梱包株式会社・今野社長

◎hhstyle.comさん(パントンチェア・ジュニアの提供)
◎カモ井加工紙さん(mtの提供)
◎FINAL HOME/津村耕佑さん(布等の提供)
◎株式会社コニシさん(木工用ボンドの提供)
◎PLUS株式会社ジョインテックスカンパニーさん(アクリル絵の具他多数の提供)

○tanaスタッフ 撮影:恋水くん
○tanaボランティア 佐藤さん、門脇さん、佐々木さん、飯川さん、木村さん、広大くん、大洋くん、新田さん、白藤さん、三浦さん、石井さん、有我くん、宮石くん、並木さん、小倉さん、白崎さん

ほんとうにみなさまご協力、ありがとうございました! 

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