tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2014年5月12日月曜日

レポート:【024_tanaprojectワークショップ 2014年3月22日(土)@宮城県仙台市日辺グラウンド仮設住宅】

遅くなりましたが、東北での今年初のWSのレポートです。
今回は初の試み、【のれんわけ】の記念すべき第一回目のWSです。
昨年からお世話になっている東北工業大学新井研究室にのれんわけをし、ついにWSを開催しました。

以下、新井先生にレポートを書いて頂きましたので、ぜひご覧下さい。

【024_tanaprojectワークショップ】2014年3月22日(土)@宮城県仙台市
東通仮設住宅
つくったtana 16個、縁台 1台 
つくったひと 9名  



◆仮設カスタマイズお助け隊 × tanaproject コラボ企画たなづくりレポート◆

この日は、ダンボール棚と縁台を、仮設住宅の子どもたちとばっちゃんたちと、いっしょにつくりました。
ワー、キャー騒いでいた子どもたちも、始まると素直につくり方の解説を聞いて、さっそく棚づくりにとりかかりました。

  
装飾にも積極的に取り組み、全部の面にゾンビを描きまくったり、アートセンスが開花したのか斬新な彩色で個性的なものを生み出したり、子どもならではの棚がいくつも出来上がっていきました。

なかには、じいちゃん、ばあちゃん、ひいじいちゃん、ひいばあちゃんの分と、自分のと5個もつくるちびっ子も登場。



ばっちゃんたちは、布切れがお気に入ったようでのり付けも念入りに。



外で縁台づくりが始まると、子どもたちはさっそく移動。そして、なぜかやすり掛けに夢中に。




この日は、お彼岸のお墓参りと重なって、参加者はいくぶん少なめでしたが、後日参加できなかった方たちから、もう一度開催してほしいというリクエストがあがってきたそうです。ということで、もう一度伺うことになりそうです。



<今回ご協力してくださった方々>

東北工業大学・新井先生
今野梱包株式会社・今野社長

hhstyle.comさん(パントンチェア・ジュニアの提供)
カモ井加工紙さん(mtの提供)
FINAL HOME/津村耕佑さん(布等の提供)
株式会社コニシさん(木工用ボンドの提供)
PLUS株式会社ジョインテックスカンパニーさん(アクリル絵の具他多数の提供)
株式会社中川ケミカルさん(カッティングシートの提供)
COTONAさん(引出しの引き手の革の提供)
高進製靴さん(引出しの引き手の革の提供)
kamiyakanakoさん(布の提供)

○tanaボランティア 新井先生、東北工業大学の教員のみなさま、新井研のみなさま、白崎さん

初ののれんわけは成功に終わったようです。
これからも縁台づくりをはじめとして仮設のカスタマイズワークショップといっしょにたくさんのところにtanaを届けてもらえればうれしいです!

ほんとうにみなさまご協力、ありがとうございました! 

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