tanaproject(たなプロジェクト)は2011年9月より活動を開始し、東日本大震災で被災された地域の仮設住宅などに棚を届け、自分で自分のつかう棚をみんなでいっしょにつくるワークショップをおこなうプロジェクトです。長期で活動を継続していくため、2011年10月に団体を設立しました。

2011年11月30日水曜日

レポート:【004_tanaprojectワークショップ 2011年11月26日(土)@宮城県川崎町】

気づけば2ヶ月もワークショップが開催できていなかったtanaprojectですが、先週土日に第4回、第5回目のワークショップを開催しました!
有限責任事業組合化後、初の開催です。
(受け入れ先のキャンセルと主催者のマイコプラズマ肺炎の発病により約2ヶ月空いてしまいました・・・)

第4回ワークショップ、無事終了しました!

【004_tanaprojectワークショップ】2011年11月26日(土)@宮城県川崎町
つくったtana 36個  
つくったひと 約25名  

今回も土日連続での開催です。
今回は宮城県内で15年近く活動されている、【NPO法人地球の楽好さん】の受け入れにより、26日土曜日に、地球の楽好さんが運営されている川崎町にある”えほん広場”にてワークショップを行いました。
これまで開催してきた仮設住宅の集会所ではなく、使われなくなった建物をえほん広場としてオープンさせた広間で開催しました。
このえほん広場は、川崎町民の方も利用されますが、福島の原発事故から避難されて来た方も利用される交流の場所です!

今回は、【1個をご自宅用】+【1個をえほん広場の本棚】として合計【2個】作成頂きました!

えほん広場ですので、主役は子供たち。
ご家族で参加された方もいらっしゃいました。

お父さんといっしょに棚作り

みんなで協力しながら組み立てます

赤ちゃんも見守ってます。

実りの秋にぴったり!

ちからもち!!

子供も大人も一生懸命

絵がじょうず!

この日はポンポンが大人気で全部使い切ってしまいました・・・

こちらにも芸術家


芸術家、つくったたなをかぶる(毎回います)


そして

最後にみんなで記念撮影!
ぜんぶちがうtanaができました!
今回は小さい子供が多かったので、ポンポン(布に綿をいれて絵の具を付けて模様をつけるもの)が大人気で、絵の具も大量消費されました!!
そしてご支援頂いていたにも関わらず、使えていなかった【カモ井加工紙さん】のmt【FINAL HOME/津村耕佑さん】 の布、ようやく活躍です!
mtでライオンなどの動物を描く子供、かわいい布を楽しそうに選ぶ子供、おもいはそれぞれ。
みんなとても楽しそうでした!

また今回は、はじめてtanaprojectのボランティアさんが参加してくださいました。
tanaprojectをサポートしてくださっている、【震災リゲイン/ライフアンドシェルター社】の相澤久美さんが以前桑沢デザイン研究所で講義をされたときに、このtanaprojectのお話をしてくださり、それを聞いて興味をもってくれた学生さんが5名参加してくれました!
また、Facebookで連絡を取ってくれた茨城の学校の先生もお一人で現地まで来てくださり参加してくださいました!
おかげでたくさんの子供が参加してくれたのにもかかわらず、大きな混乱もなく楽しくワークショップができました。
みなさんありがとうございました!

そして・・・



みなさんに作っていただいたえほん広場用の本棚に絵本をつめました。
今回お招き頂きました、NPO法人地球の楽好さん、ありがとうございます!
特に調整してくださった田中さん、2度にわたる視察のキャンセルにもかかわらず、開催にご協力頂きどうもありがとうございました。

第5回目のワークショップの様子はまた後日アップします。

<今回ご協力してくださった方々>

●NPO法人地球の楽好さん・田中様、他スタッフの方々
●今野梱包株式会社・今野社長

◎HIGHTIDEさん(アルバムの提供)
◎hhstyle.comさん(パントンチェア・ジュニアの提供)
◎カモ井加工紙さん(mtの提供)
◎FINAL HOME/津村耕佑さん(布等の提供)

○tanaスタッフ 撮影:伊藤くん、ドリル担当:山田くん
○tanaボランティア 笹川さん、佐藤くん、鈴木くん、長谷川さん、細田さん、宮田さん

ほんとうにみなさまお忙しい中、ありがとうございました!

2011年11月23日水曜日

【LLP化しました!】活動継続のお知らせとご寄付のお願い

【tanaproject】から重要なお知らせです!


2011年9月17日に第1回目のワークショップを開催し、現在までに3回現地に棚を届けております。
今月末も宮城県柴田郡川崎町、来月頭には福島県二本松市にて開催します。
年明けにもワークショップの調整を行っている状況であり、まだまだ現地では収納が必要です。

そこで
tanaprojectは継続した活動を目的とし、LLP(有限責任事業組合)化しました。

長期スパンのビジョンとしては、
・tanaprojectはこれからも現地で棚をつくるワークショップを行います。
・東京やその他の東北以外の街でも支援を募る同様のワークショップを企画しております。
・その後被災地での棚をつくるワークショップの需要がなくなった後は、子供の遊具や家具、大人も使える家具等をtanaと同じ材料でつくるワークショップを開催していく予定です。

活動にご賛同頂ける方は、ぜひ継続した活動のためにご支援をお願い致します!

ご寄付頂ける場合はお手数ですが下記までご支援をお願い致します。

◆銀行振り込み

□三菱東京UFJ銀行 
□用賀出張所(店番762)
□普通預金 0037111
□口座名義:有限責任事業組合棚プロジェクト(タナプロジェクト)


なお、ご寄付頂いた方で、ご希望の方には活動報告書をお送りします。
下記アドレスまでお名前、ご住所、ご連絡先(TEL・FAX)をお送り下さい。
連絡先:tana.project.mail@gmail.com


有限責任事業組合棚プロジェクト

2011年10月29日土曜日

【2分verの映像完成!】001_tanaprojectワークショップの映像(約2分)です!

9月17日に行われた、tanaprojectの第1回目のワークショップのようすを撮影した映像が完成しました!

※音声がでます。



わたしは何人かのかたのたなづくりに集中していたので、あんまり全体をみれていなかったのですが、いろんなところでいろんなちいさな創造力が生まれていて、全体のあのエネルギーにあふれた会場のふんいきができていたんだなぁ、と映像をみて感じました。

みなさんの笑顔と真剣なようす、ものづくりのエネルギーが少しでも伝わればうれしいです。

約3時間の撮影から、編集までしてくださった、【かすや舞台記録】の粕谷晃司さん、どうもありがとうございました!
映像編集とっても楽しかったです!

2011年10月27日木曜日

【ご協賛】A-net・FINALHOME/津村耕佑さま:布・リボンなどたくさんご提供いただきました!

tanaprojectにまたも支援のご協力をいただくことができました!
今回は布・リボンなどの支援です。
布はちょくせつ側面に貼ったり、持ち手として三つ編みにしたりできるので、毎回のワークショップでとても人気があります。
また、リボンもふちに貼ることができて用途も様々。

いつもたくさん使う布を毎回買うのではとても大変。
そこで、ライフアンドシェルター社/震災リゲインの相澤さんにいつもの通り、「誰か布をたくさん支援してくださる方知りませんか?」とお願いしたところ、なんと【A-net Inc.FINAL HOME】の津村耕佑さんに連絡をとっていただくことができ、布をたくさんご支援いただきました!

ご支援をお願いします!というお打ち合わせをする予定だったのですが、その前になんと直接送っていただきました!
段ボール2箱+紙袋1袋。

無地の布やリボン、レース等を送っていただきました。
人気のあるフェルトも含まれており、tanaをかざりつける材料に幅が増えたことで、よりつくる人が自分の好きなように工夫できるようになりました。



まだお会いしていない見ず知らずのプロジェクトにご支援いただきありがとうございます!

FINALHOMEは学生の頃に使っていたコートがFINALHOMEで、気に入って使い倒したコート他、カーディガン等ももっているブランドなので、津村さんに直接ご支援いただくことができ、とってもうれしいです。

そのうち直接お会いして御礼させていただきたいと思います!
ありがとうございます!

2011年10月22日土曜日

レポート:【おらほの復興市に参加してきました! 2011年10月16日(日)@石巻】

先週、残念ながら急遽ワークショップの参加ができなくなった、
おらほの復興市〜石巻・女川・東松島〜
に、行ってきました。

ワークショップでの参加ができなくなったことを知った友人が、急遽誘ってくれました。
友人は4-7月に参加していたボランティア団体で知り合い、彼はその時のつながりから、今回の復興市に”バルーンアートチーム”として参加することになっていました。
バルーンアートは"犬"しかつくれないのですが、土日に石巻へ行くつもりで準備もしていたので、
参加させてもらうことにしました。

復興市に行けることが決まったので、準備していた第1回目のワークショップの時に撮影した写真を、【HIGHTIDE】さんからご支援いただいたアルバムにつめ、石巻へ運びました!
16日のワークショップでたくさん使う予定でしたmtがワークショップがなくなって使えなくなってしまったので、アルバムの内表紙に花を添えるかざりつけに使わせていただきました!

バルーンアートチームの横では、一緒に開催する予定だったオンザロードさんのチームもいらっしゃって、
第1回目のワークショップで窓口になっていただいたスタッフの方にアルバムをお渡ししました!
スタッフの方に託して、参加された方に配っていただく予定です。
お渡ししたときの様子も後日写真で送っていただけるとのことで、とても楽しみです!

となりではオンザロードさんが、このtanaprojectにご協力くださっている今野梱包さんからいただいた段ボール製のゴム鉄砲をつくるブースをひらいていました!

バルーンアートチームも大盛況でした!
つくってあげて渡すだけではなくて、子どもたちと一緒につくることができました。

16日のtanaのワークショップに参加してくれる予定だった後輩の山田くんも急遽バルーンアートチームに参加してくれて、子どもと一緒にバルーンをつくってくれました。
ありがとう!

大きなお祭りのような復興市と聞いていたので、避難所で一緒に遊んでいた子どもたちと再会できるかな?と思っていたら、やはり再会できました!
子ども広場があり、ゴーカートも出ていました。
手前の子は、第2回目のワークショップで再会して一緒にtanaをつくった子です。
「tanaつくったよね!」
ってかけよってきてくれました。

7月ぶりに再会する子どもも居て、一緒に子ども広場のスタンプラリーを回りました。
この子がtanaをおもいついたきっかけの子で、この子が手を引いて教室まで行ってくれなければ、中の状況を知ることはなく、きっとtanaを思いついていませんでした。
いつでもとっても元気のある子なのですが、あいかわらず元気に走り回って遊んでいました。
できれば一緒にtanaを作りたかったのですが、それはまたつぎの機会に。
tanaのワークショップはできなかったけど、なにより子どもたちの元気な姿が見れて、復興市に行けてよかったな、と思いました。

16日が急遽中止となってしまったので、間が空いてしまいますが、次回は11月上旬に行う予定です。